ワクチンについて

獣医師として、飼い主さんから最もよく質問を受けることがワクチンについてだと思います。

犬の場合、ひとつの混合ワクチンに含まれる種類の多さに不安に思われるのも当然のことと思います。
まずは、その子にとって、必要なワクチンの種類を見分けることだと思います。
少なくとも、激しい嘔吐下痢を起こすパルボウィルス感染症、咳などの呼吸器症状と神経症状を起こすジステンパーウィルス感染症、肝臓にトラブルを起こし下痢などの症状をみせる犬伝染性肝炎、
この3種は犬の命に関わるものなので、選択するところでしょう。
初回のワクチンを摂取するときには、まだまだ免疫力が未発達なので、
パラインフルエンザというケンネルコフの原因ともなるウィルスのワクチンも必要かもしれません。
あとは、その地域での感染症の状況などをかかりつけの獣医師に相談すると良いでしょう。

そして、毎年の摂取が必要なのかという問題。
初回のワクチンのあとは、約1ヶ月後、さらにその1年後に再接種の必要があるでしょう。

そのあとは、数年間、ワクチンの抗体価が維持できるものがあります。
パラインフルエンザ、レプトスピラなどは、抗体価が下がるものもありますが、
治療法がしっかりしているもので、成犬では重症化しない疾患であれば、
繰り返し摂取する必要もないように思います。
再接種の時期がきたら、パルボ、ジステンパー、伝染性肝炎、これらの抗体価を調べて

ワクチンの時期を検討しては、どうでしょうか?

ワクチンの被害も報告されています。
アレルギー症状をだすような、急性の変化も恐いですが、
慢性疾患を抱えている子がワクチンの後に症状が悪化するケースもあります。
ワクチン接種も慎重に受けましょう。


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光線療法

私たちは、当然のように太陽光の恩恵を受けて暮らしています。
太陽光の元、植物は育ち、動物も健康で暮らせるのですよね。

ただ、現代では大気汚染などの問題、オゾン層の破壊により、
太陽光の恩恵を十分に受けることが難しくなっていると思います。

光線療法は、カーボンを放電させて発した赤外線、可視光線、無害な紫外線を体に照射することにより、
体の深部に達して熱を発生させ、代謝促進、鎮痛、殺菌、抗毒素などの作用を期待できます。

とても、温かく気持ちのいい治療です。
きっと、動物たちも気に入ってくれることでしょう。


ホモトキシコロジー

現代版ホメオパシーとも呼ばれているホモトキシコロジー。
ホメオパシーの複合剤です。

ホモトキシコロジーは、疾患を、ホモトキシンとして知られる病因物質に対する身体の自然な防御過程であると考えます。これら身体の防御過程は、発熱、炎症、下痢、衰弱、倦怠感等のさまざまな症状として発現します。これら症状を、ホモトキシンに対する身体の防衛反応によって引き起こされていると定義しました。

ある疾患に対して作用するレメディーを数種集めた複合剤を使ったり、1種のレメディーでもポーテンシー(濃度)の異なるものを集めた複合材を使ったりします。
ですから、クラシカルなホメオパシーよりも選択が容易になります。
また、慢性疾患の場合、肝臓や腎臓などの働きをサポートして、治療の効果をあげることも出来ます。
慢性疾患を抱えていると、どうしても長期間薬剤を使っていることが多いので、
薬に対する体の負担を軽減することも大切なんですね。

クラシカルなホメオパシーと同様、急性の疾患に対しては、素早く効果を実感することが出来、
慢性疾患に関しては、じっくりとサポートしてくれているように思います。
他の治療効果をしっかりとあげてくれるんですね。

下記のホームページで、ホモトキシコロジーを扱っている病院を問い合わせできます。

ヤーパンヘール

動物を見送ること

10月の末日に息を引き取った実家の愛猫、チャカのお話。
16歳半、腫瘍と腎不全を抱えながら、最期までしっかりと生き抜いたおばあちゃんです。

腫瘍が分かったときに、ハーブやサプリメント、ホメオパシーを始め、
徐々に手作りごはんに切り替えました。
気難しいチャカでしたが、手作りごはんは思いのほか、すんなりと受け入れてくれ、
目の輝きも戻ってきたのを覚えています。
その後腎不全も抱えることになりますが、最期まで食欲もあり、トイレも自分の足で行くことができました。
チャカの最期が近づいたとき、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
多くのことを彼女から教わったから。

チャカの最期は私たち家族にとって、ベストタイミングだったと思います。
これも、チャカがすべてをわかって、私たちに別れの準備時間を用意してくれたのでしょう。

動物は自分たちの体、命、環境などの状況を把握して、しっかりと受け入れているのだと思います。
だから、決して無理は禁物なんじゃないかな?
彼らがつらい思いをしなくて済むように、そっとサポートできるのがベストなんじゃないかな?
と改めて、感じることができたのでした。

目の前の動物のことを一番に理解しているのは、身近にいる飼い主さんだと思います。

その動物の負担にならないよう、後で後悔しなくてすむよう、獣医師も一緒にスクラムを組んで
サポートしていきたいものです。

人と動物の心も体も健やかな暮らしを求めて。

ホメオパシー

ホメオパシーは同種療法とも言われるもので、ドイツの医師ハーネマンが体系づけたものです。
ホメオパシーのレメディの原料は、植物、動物、鉱物などでその種類は3000種を超えます。このレメディは、原物質が存在しないほど、希釈されている物を使うことが多く、希釈倍数が高いほど、深く精神面にまで作用することがあります。
似たものが似たものを癒すという考えを基に、その症状、そのトラブルを抱えている本人(動物)と似たレメディを選んでいくのです。例えば、嘔吐が激しいときに、杜根という原物質では吐き気を起こさせるレメディを使います。
原物質が存在しないほど希釈したレメディを使うことにより、嘔吐を繰り返している体に気づきを起こさせ、単に吐き気をとめるのではなく、排泄するべきものを処理した後に落ち着きをもたらしてくれます。

長く抱えている症状については、さらに深く精神面までも含めて、レメディを選んでいきます。
ホメオパシーの治療を受けることで、さらに深くその相手のことを考えることにもなり、絆も深まるように思います。
そしてホメオパシーを使うことにより、その子らしさがよみがえってくるとも思っています。
慢性疾患を抱えながらも、動物は彼らなりにしっかりと受け止め、また、キラキラと目を輝かせてくれています。
そんな動物たちに会うたびに、ホリスティックケアの素晴らしさを実感することが出来、しあわせに思う日々です。

バッチフラワーレメディ

植物から使った精神を癒すバッチフラワーレメディのお話。

バッチフラワーレメディは38種類の植物から作られ、様々な精神状態に対応します。
体に直接作用するものではないので、副作用など全くなく、子供から高齢の方、もちろん動物も安心して使うことが出来ます。

動物も様々なストレスを抱えていること、ありますよね。
動物と暮らしていると、私たち人間家族の都合に合わせてもらっていることが多いと思うんです。
生活のリズムからして、そうですよね。
具体的に、お留守番が苦手、雷や花火などの大きな音が苦手・・という子も多いでしょう。
少しでも、私たちとの生活を穏やかに過ごしてもらうために、フラワーレメディは役立つと思います。

そして、パートナー(ペット)と一緒に飼い主さんにとってもらうことも、意味があると思います。
同じ悩みを共有していることも多いんですよね。

最初は、選び方、使い方が分からないということもあると思います。
カウンセリングなどで、サポートを受けながら、一緒に選べると安心ですね。

ホリスティックマッサージ

今回は、マッサージのお話。

マッサージは、血行をよくして筋肉疲労や、コリをほぐすなど、体を癒す効果がたくさん。
マッサージをしながら、全身を触ることで、ちょっとした変化に気づくことが出来、病気の早期発見にもつながります。
そして、マッサージが好きになることで、いざというときのケア、病院での診察もスムースになると思います。
足先や耳などを触られることが苦手な子、けっこう多いですよね。

肉体面だけではなく、心の癒しにも、もちろん効果的。
大好きな飼い主さんに、落ち着ける自宅でくつろぎのマッサージは、何よりの癒しでしょう。
マッサージは、いいコミュニケーションの時間でもあります。
パートナー(ペット)の様子を表情やしぐさから読み取り、指先からも感じ取ります。


パートナーがリラックスしてくれていると、こちらも気持ちがほぐれてきますね。
お互いのリラックスタイムを楽しみましょう。

てづくりごはん

私たちが健やかな生活を送るために、バランスの取れた日々の食事は欠かせませんね。

それは、動物たちにとっても、同じこと。
どんなに優れたフードを選んだとしても、欠けてしまうものがあります。
それは「新鮮な食材からのチカラ」「飼い主さんの愛情」です。
安心できる食材をバランスよく使って、さらに飼い主さんの愛情たっぷりのてづくりごはんは、
体にも心にもやさしい栄養ごはんです。

毎日、栄養のバランスを摂るのは、大変・・と思われるかもしれませんね。
基本を抑えてしまえば、ご自身やご家族の食事と同じように、旬の食材をいろいろと組み合わせることで、
バランスは取りやすくなるものです。
基本的に私たちとは、必要とするたんぱく質・炭水化物などのバランスが違ったり、
私たちにとっては、なじみの食材が動物たちにとっては、中毒を起こすこともあるので、

まずは、しっかりと勉強することが大切ですね。
ご飯を心待ちしてしてくれ、作ったご飯をきれいに食べてくれると、
手作りごはんを続ける原動力になると思います。

チロとサクラのクリニックでは、
てづくりごはん教室を開いています。
私もスタッフとして、参加しています。
来年の教室の予定は、1月22日、10時からです。
クリニックでは、手軽に使えるてづくりごはんお役立ちアイテムもあるので、
どうぞ、お越し下さい。

ホリスティック・ケア

ホリスティックとは、ギリシャ語のHolos(全体の)を語源としています。

肉体に表れている症状は、ホンのひとつの体からのメッセージ、その症状だけに注目して治療をしようとすると、単に症状を押さえ込んでしまうことも。症状は消えたとしても、治ったとはいえませんね。
また、ひとつひとつの症状をバラバラに見ていくと、多くの治療が必要になります。
でも、それらはひとつの体からのメッセージ。
それぞれにつながりがあるのではないでしょうか・・。
そして、目に見えている症状だけにとらわれるのではなく、精神面までも、ケアしていきます。

心と体を癒し、調和の取れていることが真の健康。
おうちの子が健やかだと、ご家族も穏やかな気持ちになることでしょう。
動物たちにしているホリスティックケアが飼い主さんにもいい影響をきっと起こしてくれることでしょう。

動物と人とが健やかな生活を送るため、ホリスティックケアをはじめませんか。

プロフィール

AnimalHarmony

Author:AnimalHarmony
心と体に優しいホリスティックケアを紹介している獣医師の古山範子です。
茅ヶ崎での猫の保護活動、Chigasaki Cat’s Protectのお手伝いなど、猫中心の生活です。

チロとサクラのクリニック 非常勤
Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師
「てづくり猫ごはん」監修

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