HAAC 獣医療現場におけるコミュニケーション・トラブルを考える

先日、HAAC主催の意見交換会に出席してきました。
テーマはちょっと重い「獣医療トラブル」です。

獣医療問題の経験をお持ちの弁護士から、一つの具体的な事例が挙げられ、問題提議があり、
パネラーとして参加している、一般開業獣医師、一般飼い主など4名の方の意見を聞きました。

皆さんの意見を聞き、共通して言えること。
「コミュニケーション不足」
HAACのテーマにもあるように、「コミュニケーショントラブル」なんですね。
では、どうすれば、このコミュニケーショントラブルが防げるのでしょうか・・

獣医師側は、飼い主さんの立場になって、わかりやすく説明をすること、
飼い主さんが納得するまで、質問に答えることなど、やはりコミュニケーション力が問われるようです。
一人の人間として、飼い主さんと接し、動物に対しても、一つの大切な命として、向き合うことなど、当然と言えば、当然のことにも思えますね。

しかし、白衣を身にまとい、20代半ばから、周囲から「先生」と呼ばれてしまうと、そういう当たり前のことが難しくなってしまうケースもあるように思います。

そして、飼い主さん側も、大切な家族の命を守るため、ある程度の勉強というか、下調べなどの必要性を感じます。
病気に関しての基礎知識があると、獣医師の説明も理解しやすいでしょうし、簡潔に疑問点を獣医師に伝えることもできるかと思います。
「こんなことを聞いたら、恥ずかしいだろうか?」
「忙しそうだから、面倒なことは言わないでおこう」なんて、遠慮してしまう飼い主さんも多いかもしれませんね。
日ごろからの、獣医師との会話も大切になりますね。

今の治療に疑問を持ったときには、セカンドオピニオンを求めることも、必要でしょう。
獣医療では、まだまだ、専門性が乏しいながらも、高い知識・技術を持つ獣医師も増えてきています。
飼い主さん通しでも、そういった情報交換をしておくことも、いざというときに役立つことでしょう。

今回の意見交換会に参加して、ホリスティックケアをもっと広めなければ!と改めて強く感じました。
ホリスティックケアを取り入れていることで、病院任せの治療だけではなく、飼い主さんも一緒に治療に参加していることになるので、自ずと治療内容への理解が深くなり、納得のいく治療に近付けることと思います。
その子のQOLを尊重することにもなり、お互いの苦痛を和らげてくれるものと思います。

ホリスティックケアでは、相手のことをまるまる理解して、受け入れて、癒していくもの。
獣医師側も飼い主さん側も、この思いを共有していれば、問題も大きくならないはずですよね

愛する動物たちのため、獣医師も飼い主さんも一緒にスクラムを組んで、健やかな毎日を送りたいものです。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

AnimalHarmony

Author:AnimalHarmony
心と体に優しいホリスティックケアを紹介している獣医師の古山範子です。
茅ヶ崎での猫の保護活動、Chigasaki Cat’s Protectのお手伝いなど、猫中心の生活です。

チロとサクラのクリニック 非常勤
Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師
「てづくり猫ごはん」監修

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR