ワクチンについて

獣医師として、飼い主さんから最もよく質問を受けることがワクチンについてだと思います。

犬の場合、ひとつの混合ワクチンに含まれる種類の多さに不安に思われるのも当然のことと思います。
まずは、その子にとって、必要なワクチンの種類を見分けることだと思います。
少なくとも、激しい嘔吐下痢を起こすパルボウィルス感染症、咳などの呼吸器症状と神経症状を起こすジステンパーウィルス感染症、肝臓にトラブルを起こし下痢などの症状をみせる犬伝染性肝炎、
この3種は犬の命に関わるものなので、選択するところでしょう。
初回のワクチンを摂取するときには、まだまだ免疫力が未発達なので、
パラインフルエンザというケンネルコフの原因ともなるウィルスのワクチンも必要かもしれません。
あとは、その地域での感染症の状況などをかかりつけの獣医師に相談すると良いでしょう。

そして、毎年の摂取が必要なのかという問題。
初回のワクチンのあとは、約1ヶ月後、さらにその1年後に再接種の必要があるでしょう。

そのあとは、数年間、ワクチンの抗体価が維持できるものがあります。
パラインフルエンザ、レプトスピラなどは、抗体価が下がるものもありますが、
治療法がしっかりしているもので、成犬では重症化しない疾患であれば、
繰り返し摂取する必要もないように思います。
再接種の時期がきたら、パルボ、ジステンパー、伝染性肝炎、これらの抗体価を調べて

ワクチンの時期を検討しては、どうでしょうか?

ワクチンの被害も報告されています。
アレルギー症状をだすような、急性の変化も恐いですが、
慢性疾患を抱えている子がワクチンの後に症状が悪化するケースもあります。
ワクチン接種も慎重に受けましょう。


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プロフィール

AnimalHarmony

Author:AnimalHarmony
心と体に優しいホリスティックケアを紹介している獣医師の古山範子です。
茅ヶ崎での猫の保護活動、Chigasaki Cat’s Protectのお手伝いなど、猫中心の生活です。

チロとサクラのクリニック 非常勤
Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師
「てづくり猫ごはん」監修

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