映画「犬と猫と人間と」

先日、渋谷で映画「犬と猫と人間と」を観てきました。
http://www.inunekoningen.com/

監督・飯田と一人のおばあさんの出会いから映画は始まる。
その女性、稲葉恵子さんは、今まで多くの捨て猫を世話してきたが、
自分の年齢のことを考え、飯田にこう持ちかけた。
「大人も子供も、動物を大切に思ってもらえるような映画を作ってほしい」
「なぜそんなに猫のことを?」と問われた稲葉さんは、
「人間も好きだけれど…、動物のほうがましみたい」と答えた。
(公式サイトより)

取材対象は、行政施設の犬猫の処分の現状、民間の愛護団体、
個人で捨てられた犬や猫の世話をする人たち、
そして動物愛護先進国のイギリスも。

いち飼い主として、獣医として、多くのことを考えさせられる映画でした。

日本の犬と猫をめぐる現状に多くの人に目を向けてほしく思いました。
2007年度の殺処分数 31万457頭
これでも、前年度からみると、4万頭減っています。
犬の処分数は年々減少していることに対し、猫の処分数は大きな変化が見られず、大きな課題となっています。

動物愛護先進国のイギリスはというと、2006年の犬の処分数が7743頭で、同年の日本の犬の処分数と比較すると、日本はイギリスの約15倍という数字。
この数字の違いは、ペットショップへの厳しい規制があり、店頭で犬や猫を購入することがほとんどできないということがあげられるようです。
特定の犬種などを希望する場合、ブリーダーを探すか、保護施設から譲り受けることが一般的なようです。

2006年の日本の基本方針として、2017年までに犬と猫の殺処分数の半減を掲げています。
これは、現実的な数字だと思えます。


映画は、11月20日まで渋谷での上映ですが、これから上映箇所も増えるようです。

ぜひぜひ、多くの方に見ていただいて、日本の犬と猫の現状を知り、
考えてほしいものと思います。

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プロフィール

AnimalHarmony

Author:AnimalHarmony
心と体に優しいホリスティックケアを紹介している獣医師の古山範子です。
茅ヶ崎での猫の保護活動、Chigasaki Cat’s Protectのお手伝いなど、猫中心の生活です。

チロとサクラのクリニック 非常勤
Aroma Space Nico ペットのためのホリスティックケア講座 講師
「てづくり猫ごはん」監修

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